父に異変があり、ゴールデンウィークに帰省することになりました。
久しぶりに会う父は認知症の初期症状と思われる言動が多くありました
板前として実績のあった父は料理の段取りが悪く、想像以上に時間が掛かっていました。
父に聞くと、何かを探すことが増えてきたと父自身も自覚がありました
停めていた車が分からず、パニックになったことがあったとのことです。
当時はコロナ禍で、なかなか帰省することもできず
一気に両親が老けた印象を私は受けました。
帰省するたびに、あと何回、両親と会えるのか
あと何回、孫の姿を見せられるのか
そう思うと、もうリミットが来てしまったのかと…
父の異変を受容するのに専門職としては理解できる
子供の立場からだとその現実を受け止めることは
なかなか辛いことです。
ただ、帰省中の滞在時間は限られています。
そのために行ったことは
①父の状況把握
②母の病状の説明
母はご近所の友人から情報収集をしていました。
ところが、誤った情報で理解しており、誤解を解消するのに時間が掛かりました。
誤解を受けやすいのは
①隣近所の人が使っていたから、同じサービスを受けたい
⇒介護保険のサービスはケアマネジャーが本人の身体、認知の状態、家族状況を鑑みてサービスを調整します。
したがって、ご近所と同じサービスを受けられるわけではありません。
②まずはケアマネージャーに相談したい
⇒ケアマネジャーは既に要介護認定が有り、介護保険のサービスを利用することが前提でケアマネジャーが担当になります。
介護保険の利用には「要介護認定」が必要なので、地域担当の地域包括支援センターを調べました。
全国にある地域包括支援センター(地域によって名称は変わります)では介護保険の申請が出来ます。
母にまず、地域包括支援センターに相談に行く承諾を得ました。
介護は家族間で方向性を決めておかないと、家族間での家族不和を起こすからです。
私は社会福祉士なので、最初は私が相談に行くことになりました。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
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