FP2級合格(学科 相続・事業承継編)

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今回は不動産分野編についてです。

この科目は財産評価、相続人と相続分、相続放棄、親族等が出題の中心です。

この科目は私は社会福祉士として既に学習した科目(民法)で、3級の本番は満点でした。

ただ、2級試験で本番は10点中で6点とイマイチな結果となってしまいました。

相続や贈与等の問題は苦手意識があり、本番でも払拭できませんでした。

本番直前には予想問題を解いていましたが、点数に波があったので既に兆候が出ていたかもしれません。私は相続税、贈与税分野の知識が曖昧だったので、反省材料です。

やはり、得意科目、苦手科目の分析が必要です。

3級までなら、法定相続分の順位、法定相続分、放棄、遺留分の基礎的な理解で高得点を狙えると思います。

2級からの難易度を上げる要因として、相続に関わる問題と相続税の問題が複合して出題されることがあります。

税金分野は私が苦手な分野でしたが、断片的な知識だけでなく,

課税される全体像を理解することが必要です。

出題傾向としては主に「民法」、「相続税法」の問題です。

民法では親族等に関わる民法の規定、相続人と相続分、遺言、遺産分割、贈与契約が頻出です。

特に「遺産放棄」等はよく問題文を見ないと見落としがちになり、法定相続分が変わってくるので注意が必要です。

また、この科目も専門用語が選択肢に頻出します。

専門用語を浅い認識で理解するのではなく、意義を説明できるまで理解を深堀りしましょう。あやふやだと問題を解く時間に差が出たり、紛らわしい問題にひっかかります。

例えば、基本的な「被相続人」と「相続人」。単純なようですが、本番で焦ると混乱してきます。

・「被相続人」はわかりやすく言えば、亡くなった方

・「(法定)相続人」は実際に財産をもらう人

以上のように、専門用語を人に簡単に説明できるまで理解しておいた方が賢明です。

他にも「相続」と「贈与」の違い、「贈与」と「遺贈」の違い等、曖昧にしたままで問題を解いても個人的には非効率かと感じました。

2番目の相続税法は贈与税の課税財産、非課税財産、相続時精算課税、贈与時の配偶者控除、財産評価

(特に宅地の分類、土地の評価、小規模宅地等の評価減の特例)です。

特に不動産を譲渡した際の譲渡所得、居住用不動産の譲渡の特例は頻出です。

2級からは株式の評価、事業承継対策も出題範囲になります。

3級合格からすぐに2級試験を受ける場合は、3級の試験の知識を活かして深掘りしつつ、

遺産分割対策や納税資金対策などの総合問題に対応できるように理解していきましょう。

ここまで読んでい頂いて、ありがとうございました

次回からは直前期対策について書いていきます。

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