親の介護について①異変

a close up shot of a document with a binder clip 親の介護
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私は40代になり、白髪も増えてきました。

子供はまだ保育園。

自分の父、母にこれから私の子供の思い出をどんどん作っていきたいと感じました。

地方に両親をおいて、東京に出てきた私。

これから孫という存在を通して、やっと恩返し出来ると思っていたのです。

父は板前という職業もあって65歳を過ぎても働いていました。

板前という仕事は定年がないし、うちの父は技術は確かだったので、これからも働いてくれると思っていました。

幼少期に見た厨房での父は調理白衣を着て、それはカッコいいものでした。

今でも、どこかでカッコいいと思えた父の背中を昨日の事のように覚えています。

そんな父に異変が見られたのは、3年前。

現役を退いて、スーパーの惣菜を作っていました。

突然に仕事をやめ、また割烹で働きたいと言い始めたのです。

もともと家族に相談なく、仕事を転々とした父。

そこまで違和感はありませんでした。

しかし、約半年で事実上の解雇。

もともと腕に実績はあったので、すぐに再就職しますが、長く続かない。

母は違和感を感じ始め、たびたび私に電話してくることが増えました。

父はまだ70歳前半。

介護の相談を普段受けている自分の中で、あと5年は両親は健在と信じていました。

まだまだ父は元気に働けると信じていたのです。

続く

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