今回は不動産分野編についてです。
この科目は建築基準法、借地借家法、不動産の譲渡に関わる税金、不動産投資と有効活用が出題の中心です。
この科目は私は得意科目でした。
土地や家を貸すオーナー視点、土地や家を借りる借りる側の視点。
この二つ立場に自分が実際になったイメージで理解すると、丸暗記の勉強にならなくて済みます。
特に家を借りるのは日常で起こり得ます。
これから自宅を買うという大きな選択をする際にも参考になる分野です。
出題傾向としては不動産に関する法律と税金がよく問われる問題です。
やはり、ここでもタックスプランニング分野と関連してきます。
タックスプランニングの分野と関連して勉強することが必要です。
特に、取得、保有、譲渡の場面に分けて勉強するのが効率的です。
この知識が混乱すると、本番の紛らわしい選択肢で引っかかります。
また、専門用語が選択肢に頻出します。専門用語を浅い認識で理解するのではなく、意義を説明できるまで理解を深堀りしましょう。
そうしないと、複雑に罠が仕掛けられた選択肢に惑わされます。
例えば、不動産の税金の理解の場合。
様々な場面で税金減額を受ける場合があります。
基本的なイメージはこれです。
(基本イメージ)
課税標準×税率=税額
減額の制度が、課税標準、税率を下げるのか。
最後に算出された税額を下げるのか、
よく理解しておく必要があります。
不動産分野の勉強をする際は不動産分野のみ勉強するのではなく、タクスプランニング分野と並行して勉強することをお勧めします。
特に不動産を譲渡した際の譲渡所得、居住用不動産の譲渡の特例は頻出です。
2級からは土地の有効活用や不動産に関する投資判断の等の目安も整理しておきましょう。
3級からだと勉強していない分野で直前に覚えるには量が多く、本番3~4週目までには理解し、直前の1週間前には余裕をもって復習しましょう。例年、出題される傾向にあります。
ここまで読んでい頂いて、ありがとうございました
次回は最後の相続編について書きます。
コメント